本当は?
先日UPした絵「me??」

描きはじめる前、当初の予定では、目と口がついてました。
こんな感じに。

でも描いているうちに、要らないなあ・・・となっていちばんシンプルな形となりました。
なぜ要らないなあとなったのかはさっぱりわかりませんが、なんかここの目と口の部分はどんなふうでもいいんではないかと思ったのかもしれないです。
見つめあってにっこり、だけじゃなくていい
つまり・・・つまりなんだろう?
それから、このピンク色ももっと淡い、桜の花びらのような色をイメージしていました。
でも濃い・・・。濃いかなあ?とも思ったのですけれども、これがいいよ!とこんなふうに。
最近妙に「一つの面」が気になります。
どういうことかというと、私たち生き物はもちろん、どんな物にも、いろんな面があり、いま自分が見ている対象は、ただの一面に過ぎないということ。
それがどうしたか?というと、たとえば目の前の物事に対して抱く、うれしいなあとか悲しいなあとかいやだなあという感情は、その一面に対して抱いているってこと。
その横やら裏やら上下や奥深くに、もっといろんなことがあるかもしれない。
つまりは、人は見たいように対象を見ているということ。
たとえば、あの人はなんていい人なんだろう、いやな人なんだろう、というのもこちらからみる一面でしかないということ。たぶん、見たいように見ている。
ということは、それは何かを見ているようで、自分を見ているってこと。
こういうことうまく言えたら、と思うけれど、しかも数分後にはもう違うことを言っているかもしれないけれど、じゃあどうしてこんなにだらだらと、それって何の意味がある?と思っていた絵の創作話まで披露しているかというと、なんてことはない、私が私のもっている一面をもうちょっと斜めから裏側から見てみたいなあと思ったからです。
だってすごく面白そうではないか!(自分が)
これまで興味ないなあと思っていた私の一面はいったいなんなのか?
もっとごろごろ転がして、もっともっと自分を楽しみたい。
ただそれだけのことなんです。
しちゅれいしまちたー!