ONE DAY

むこうがわ

海に出かけてきました。

そこで ひろってきた 貝のみなさん。

ふうーむ、なんてきれいなんでしょう。

きれいなので、桐の箱におさめています。

む、ほんとうはこの箱は頂いた梅干しの空き箱・・・がその豪華さゆえ捨てられずにとっておいたもの・・・そしてほんとうは貝殻は砂浜にちらばっているほうがずっときれいだと思う・・・。

でもこうして家に来てくれた! 私はうれしい。

というのは、この海へ出かけはじめて早10年。いつもとおーくから眺めてばかりで、砂浜に貝殻がいることなんてちっとも知らなかったから。

海に出かけたよ、といって海を知っているような気になっていたけれど、なにもちっとも信じられないほどに、知らなかったということを知った。

びっくりした。

それから、はだしですわーっと近づく波と砂浜のはざまに立つ、至福。

なんでどうして10年も、そうしなかったのだろう?

でも、いまこうした。

そして、次回もそうする。

もしかして、こうやって誰かがところどころ贈り物を用意してくれているのかなあ?

これは粋な計らいなの? ただのバカなの?

私はうれしい。

次はなにに、きづくのだろう??

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